1.パチンコと確率論
| モンテカルロ法とは、確率を近似的に求める手法です。このページはそのモンテカルロ法をパンチコに応用しようというものです。そもそもモンテカルロというのは、カジノで有名なモナコ公国の地名ですから、決してパチンコと無縁の理論ではありません。 パチンコというものは、ギャンブルと思われていますが、それは一般の人の考えで、プロの目から見ると、決してギャンブルではありません。パチンコは、通常のパート仕事同様、時給計算出来る仕事なのです。こういう事を言うと、 「私はパチンコで毎月5万円以上負ける。」 「勝つときもあるし、負ける時もあるし、とても仕事とは思えない。」 「パチンコ屋さんが、あれだけ儲かるビジネスとして成り立っているのに、お客が儲かるとは思えない。」 等々と反論される事とお思いでしょうが、それでもプロは実在するのです。 パチンコが、競輪・競馬・競艇・宝くじなど他のギャンブルと違うのは、1日当たりのシミュレーション回数が多いというこの1点にあります。 これはどういうことかと言うと、例えば競馬ですが、競馬の1日当たりシミュレーション数は、11レースすなわち11回にすぎません。当たる確率は良くても20分の1程度なので、1日では、確率の逆数の半分しかシミュレーション出来ません。 ところが、パチンコは、1日やっていれば、デジパチで3000回はシミュレーション出来ます。パチンコの確率を300分の1とすれば、実に確率の逆数の10倍はシミュレーション出来ることになります。 確率論というのは、個々の事象は独立しているが、シミュレーション数が多くなればなる程、確率値に収斂するという法則(大数の法則)があります。この法則は、たぶん高校生の時に、数学の授業で勉強したはずです。通常は、確率の逆数の100倍ぐらいシミュレーションすれば、確率値に収斂するのですが、10倍ぐらいでも概ね収斂します。ということは、パチンコは1日でも確率値に大体収斂する訳ですから、仮に10日続ければほぼ100%の確率で、事前に計算した事と同じ結果になります。 すなわち、パチンコは、打つ前から、勝ち負けがわかっているギャンブルなのです。 |
2.当シミュレーションソフトの使い方
| 前述の通り、「パチンコは、打つ前から勝ち負けがわかっているギャンブル」ということなら、一体どういう状況なら勝てるのでしょうか。その為には、ボーダーラインを知る必要があります。 パチンコを打って収支トントンになる状態をボーダーラインと称していますが、このボーダーラインが実は非常にやっかいなのです。ボーダーラインの計算は、大当り確率・プレイ時間・換金率・所持金・営業形態・タイムサービスさらにはドル箱積上げ規制までからんで、さらに複雑化しています。 机上で計算して採算計算することもできますが、一番確実な方法は、実際に、種々の条件を設定し、シミュレーションしてみることです。 当ソフトを活用する上で、一番のポイントは、実際に自分がお店で打つ状況を、再現させることです。 ではここで、CR将軍ちゃまの場合を例に取って説明してみます。 シミュレーション前提の内、大当り確率(1/338)・確変率(1/2.17)・最高継続回数(5回)は、機種特性により、変更できないので、標準値で固定します。 換金率・営業形態・ラッキータイムサービス・ドル箱規制については、自分が打っているお店の内容を設定します。 プレイ時間・ギブアップ金額は、自分がパチンコを打つ場合のスタイル・ポリシーに関係します。 例えば、「朝一から長時間粘るタイプの人」、「平日仕事帰りにちょこっと打つタイプの人」、「パチンコを打つ場合は、上限を決めてそれ以上は絶対に打たないと決めている人」等、人それぞれのスタイル・ポリシーを持っているはずです。 この2項目は、その辺を考慮して設定します。 ブレイ時間は、朝一から打つ事を前提として、9:00からスタートするようになっていますが、平日の午後6時から午後10時まで打つ場合には、9:00を18:00とみなしてシミュレーションしてください。その場合には、タイムサービスもその時間帯に合わせて変更してください。 以上の前提を設定したら、最後に、千円あたりの回転率を設定します。 これは、千円でデジタルが何回転するかという指標で、通常、ボーダーと称しています。この値を、いろいろ設定して、数百時間のシミュレーションを実行してみます。 確率というものは、個々の事象は独立(独立事象の法則)していますが、データが大量になれば、限りなく設定値に近づき(大数の法則)ます。従って、データは多い程、正確性は増します。 メニューの累計−表示をクリックすると、前日までの累計が表示されます。この中の初当り確率が、たぶん338に近い数字になっているはずです(もしなっていない場合は、データが少ないか、大当り確率の設定ミスです)。 そして、収支が、プラスマイナスゼロになっている場合に、設定した千円あたりの回転率が、ボーダーラインになるわけです。 この前日までの累計の中で最も、重要な指標が、時給です。これは、1時間あたりの収支額を意味しており、そのまま、パチンコの収支に直結します。 もし、パチンコで生活されている方がいらしたら、その人の時給は、2千円ぐらい必要でしようし、パチンコをまったくの趣味、負けない程度で良いという方なら、プラスになっていれば良いでしょう。 後は、ここで確認した各人のボーダーを超える台を探して打つだけ(実際はこれが一番大変→これが出来る人がパチンコがうまい人)です。 ここから先は、実力だけです。皆さんの健闘を祈ります。 |
3.必勝法
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前章で、「各人のボーダーを超える台を探して打つだけです。ここから先は、実力だけです。皆さんの健闘を祈ります。」と、無責任なことを書きましたが、さて、ではボーダーを超えた台はどうすれば見つけられるでしょうか。 釘よみ … 釘よみ力により、ボーダー以上の台を探して打つ。
大体こんな所だと思いますが、攻略法で重要な事は、他のお客さんが、同じ攻略法を使っていない事です。例えば、ドラゴン伝説の右打ちが良く廻ったとします。もし、お客さん全員が右打ちをしたら、ホールは大損してしまうので、通常時の右打ちを禁止するか、右の釘をつぶしてしまいます。これでは攻略法の意味がありません。攻略法というのは自分だけが得する特殊な打ち方の総称なのです。他のお客さんもつかっていたら、それは既に攻略法ではありません。体感機OKの店(こんな店はないと思いますが)で、CR黄門ちゃまを打ったら、きっと恐ろしくまわらないと思います。 |
4.収支管理
| さて、最後になりますが、パチンコを勝つ為にもう一つ重要な事があります。 それは、パチンコの収支記録をつける事です。 人間の記憶というものは曖昧かついい加減なものです。例えば現金投資ではまっている時など、お金をつぎ込んでいる内に、ついつい熱くなっていくら使ったかわからなくなったり、又、負けた時の収支は忘れて勝った時の収支だけを記憶するなど、思いあたる点があるはずです。 まず最低でも、その日の収支を記録する事です。 収支をつけるようになると、たぶん2つのタイプに分かれるはずです。一つは、結局負けがこんで、収支を記録するのをやめてしまう人。もう一つは、収支を意識してへたな勝負をせず、常に勝ちを意識するタイプの人です。 前者の人は、はっきりいって、パチンコで勝つのはあきらめた方が良いでしょう。ある意味ではこういう人がいることによってパチンコ産業が成り立つ訳ですから、非常に大切な存在だといえます。 さて後者の人ですが、ここまでくればもうひとがんばりです。収支だけでなく、年月日・店・機種・現金投資額・出玉・プレイ時間・総回転数・初当り数・大当り数・新台区分・攻略法区分等の情報を記録すれば、さらに完璧です。 最低これだけを記録しておけば、収支額・時給・初当り確率・ハマリ指数・平均連荘数・千円当り回転数等が、計算出来ます。 例えば、回転数の記録ですが、これは自分の台が、ボーダーを超えているかどうかをチェックする為にも当然必要になりますが、回転というのは、割合むらがあるので、1日を通した回転率(千円当り回転数)を把握する必要があります。又、プレイ時間は、時給を計算する為に必要です。 例えば、実戦での回転率が、計算上、時給3千円の場合に、10時間打って5万円プラス収支になれば、その日はわりとついていた事になりますし、1万円しかプラス収支にならなかったら、その日はついていなかった事になります。 そしてこのついている、ついていないという事は、前述の通り、実戦が増えれば増えるほど、計算値に収斂していきます。 例えば、私の実戦を例にとると、 機種:ホー助君、営業形態:初回右ランプ無制限、朝1時間ラッキータイム 換金:2.27円/個、目標千円当り回転数:1回、時短時回転率:60% 期待時給:2千円/時間 (期待時給の算出は、私のソフトホー助君シミュレーションによります。) ほぼこの条件で、約200時間打った実戦結果が、別紙のホー助君収支です。 191時間打って、収支はプラス384千円、時給は2千円となり、ほぼ計算値通りの結果となっています。 約200時間の合計では、ほぼ理論値となっていますが、個々のデータはバラバラです。例えば、8月14日は、初当り3回に対し、初当りを取る為に要した回転数は64回、従って平均確率は21分の1と大ハマリになっています。この日は、千円2回転目に大当たりし、これが4連荘、しかも無制限と最高の出だしでした。ところが2回目の初当りを取ったのは、何と最後の大当たりから45回転目(時短4回を含む)でした。この時は、持ち玉4箱をほぼ打ち込んでしまいましたが、持ち玉でかつ千円1回転以上廻っている以上、やめる理由がないので、どんどん玉をつぎ込むつもりでした。そしてやっと45回転目に当たったのですが、単発に終わり、結局、この後、2回の大当たりも焼け石に水、最後は17回(時短4回を含む)はまって、持ち玉を使い果たし、さらに千円追加したものの、悲しくギブアップとなりました。 一方、11月23日と30日も、8月14日と同じく一回目の当りで無制限を取得し、回転率も千円で1回転以上というように、ほぼ同じ条件でしたが、こちらは、大当たり確率及び連荘が理論値を超えた為、2日で12万円以上の収支をあげることが出来ました。 結局、個々の日をとらえればバラバラと思えるデータも、データ量が増えれば理論値に収斂することをこのデータは証明しているといえます。 収支を記録するということは、自分のパチンコ収支を管理することとともに、パチンコ理論を実戦から検証する上でも重要なことなのです。 今回の例は、ホー助君だけですが、これらの収支記録を、データベース化しておけば、店別・機種別・攻略法別データ等の解析が可能となり、勝率アップに繋がるはずです。 私の場合は、MicrsoftAccess というデータベースソフトを使って、収支管理プログラムを自作し、管理しています。データベースソフトの場合、表計算ソフト等と違い、最初に、フォームやレポートを作成しておけば、入力作業以外は、ボタンを押すだけで、目的に応じた各種データを出力出来るので大変便利です。 さて、以上で私のパチンコ理論のページは終わりです。 皆さんの健闘を祈り、このページの締めくくりとさせて頂きたいと思います。 |
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